熊本県熊本市結婚相談所トナカイの幸せブログ(^^♪

転載

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2016年に結婚した人はおよそ62万人。これは戦後最低で、初婚年齢の平均は男31.1歳・女29.4歳(2015年)とどんどん晩婚になっています。

 一方、婚活サービスは花盛り。リクルートブライダル総研が発表した「婚活実態調査2017」によると、2016年に結婚した男女(5万サンプル)のうち、婚活サービス(※)で相手を見つけた人は11.3%にあたるとの結果。

 前年の8.3%から大幅に増えているとはいえ、1割強だからまだ少数派とも言えますね。

※婚活サービス=結婚相談所、婚活サイト&アプリ、恋活サイト&アプリ、婚活パーティー&イベントの4サービス

 もちろん、婚活せずに恋人とすんなり結婚という人も多いわけですが、もし婚活するならみんな何やってるの?

 そこで、2016年に結婚した人が実際にどんな婚活をしたか、同調査からランキングして、その特徴をまとめてみました(ただし、その婚活で出会った相手と結婚したとは限りません)。

◆1位)結婚相談所

●2016年に結婚した男女の25.3%が利用
(%は「婚活実態調査2017」より。以下同じ)

 今では「マッチングサービス」とも呼ばれますね。自身のプロフィールや結婚相手への希望をもとに、コーディネーターが双方のマッチングをはかります。お見合いなど、お互いの顔合わせ前の段取りや、断りにくい返事などもコーディネーターが間に入ってくれる点は安心です。

 結婚相談所利用で結婚したご夫婦に、メリットとデメリットを聞いてみました。

「メリットは、身分がはっきりした人を紹介してもらえるので、初対面でも安心できたことかな」(30代妻)

「デメリットはね、俺、写真で断られるのが多くて(笑)。金かけてでも少しでもいい写真を撮ってもらうべきだね、見た目に自信がない人は!」(40代夫)

◆2位)恋活サイト&アプリ

●2016年に結婚した男女の20.5%が利用

 ちなみに、「婚活サイトやアプリ」は17.2%で4位。「恋活か婚活か」意識しないで使ってる人も多いので、まとめて紹介します。

 自身でプロフィール等を登録し、気になる相手を条件などから検索。サイト・アプリ内のメッセージ機能を使ってやりとりできるケースが多いので、信頼できると判断できるまでメールアドレスやライン等で交流する必要がありません。

 ただし、ワンナイト目的の人や既婚者がまぎれこんでいる「恋活サイト&アプリ」も。それが嫌なら、身分証明書や独身証明書を提出させる「婚活サイト&アプリ」を選ぶべきでしょう。

 筆者は、自衛隊員専用の某婚活サイトに登録したことがあります。

 ここでは、お相手は全て現役の自衛隊員。女性側はサイト運営者によるプロフィール選考のもと、登録が完了となります。

 メリットは、サイト内のメッセージ機能が利用できるため、複数の人と同時にやりとりをして本命を絞れることです。デメリットは、お断りしにくいなど、心情的な問題だけでした。

◆3位)婚活パーティー、婚活イベント

●2016年に結婚した男女の18.7%が利用

 街飲みなどフランクな集まりから、ホテルの会場を借りた本格的パーティーなど様々。一度に多くの人と出会えるのが特徴です。一方で、「表面的な会話しかできない」「若い美人に人気が集まってヘコむ」などの声も。

 婚活イベントがきっかけで結婚した後輩に話を聞きました。

「バーベキューをするアウトドア系婚活イベントで出会いました。趣味が登山なので、アウトドアに同行できる女性が理想だったんです。目的や趣味がはっきりしているイベントは、趣味を共有したい人におすすめ」(20代夫)

「私は友達の同行だったんだけど、イベントでアウトドア初心者をカミングアウトしても、嫌な顔をしなかった夫に一目惚れ。でも、目的がはっきりしている婚活イベントに、にわか知識で飛び込むのは自分の首を絞めるなって」(20代妻)

◆5位以降には、知人の紹介や合コンも

 5位以降は、婚活サービスではないものもランクインしています。

5位「知人に紹介を依頼」17.2%
6位「合コンに参加」13.2%
7位「お見合い」「趣味や習い事の場で相手をさがす」ともに9.7%

 というわけで1~4位を婚活サービスが占めたわけですが、一方で、こんな不満の声もありました。

「婚活サービスに複数登録しているけど、数年間単位でマッチング連絡がない。条件を下げてと言われるけど、結婚だからこそ妥協したくない」(30代女性)

「婚活サイトできっかけがつかめると思ってしまい、現実での出会いとか、初対面の対応が雑になりつつある」(30代女性)

 婚活サービスに頼りすぎて、自力の恋愛意欲を下げないよう、バランスよく利用したいものですね。

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